12月になると、日本では年賀状のことを考え始めるのでしょうか。最近は年賀状を郵送する人が少なくなったようですが、電子年賀状やLINEのスタンプなど、何かしら挨拶を送りたい!と思う人はまだまだ多いようですね。
アメリカでは12月といえばやはり「クリスマスカード」です。
Thanksgivingが終わってから、カード売り場はクリスマスカードが占拠しています。今日は「アメリカから日本にクリスマスカードを送る」方法を封筒の書き方、切手の買い方まで合わせてご紹介します。
アメリカではクリスマスカードはいつ送るの?
日本人の年賀状感覚からすると、クリスマスカードは12/25に到着するように送るようなイメージがあります。じゃあ、何日に送ればいいの?と主人に聞くと、「クリスマスより早く着くように送るよ」とアッサリ。
年賀状が間違って年内に着いたらガッカリ感があるけれど、早めに届いたクリスマスカードは飾って眺めて楽しむようです。確かに暖炉や飾り棚の上にカードを並べてる写真を見たことがあるな。。。
USPS(郵便局)のHPにもDeadlineが載ってる!
USPSのHPを見ると、クリスマスカードやギフトなどを12月25日までに届けるにはいつ出したらいいのか、ということが載っています。アメリカ国内といっても、ハワイやアラスカ、また西海岸から東海岸に送ると思うとだいぶ遠いので、こういうページもあるんですね。
アメリカ国内だけでなく、軍関係で海外に赴任している家族に送ることも多いようで、海外に送る場合はいつまでに、ということも載っています。
”Not a guarantee” (保証ではない)とあるように、あくまでも参考です。
参考:https://www.usps.com/holiday/holiday-shipping-dates.htm
クリスマスカードを買いに行こう!
買いに行こう!と張り切らなくても、はっきり言ってどこにでも売っています(笑)
Walmartや近所のスーパーやDollar Tree、Big Lots! どこにでもあります。1枚ずつ売られているものもあるし、10枚くらいがセットになったものもあります。アメリカに来て初めてのクリスマスということもあり、日本にいる多くの友達に送りたかったので、16枚セットのものをいくつか買いました。ちゃんとお揃いの絵柄の封筒もついていて十分可愛かったですよ!
友達の子供に送るから1枚だけは違う絵柄が欲しい、というときはDollar Treeで十分です(笑)
2枚で1ドルのものもあるので、ぜひ見に行ってください。ただし、”For daughter” とか”For cousins”など相手を限定したカードも多いので、選ぶときは注意してくださいね。
アメリカから日本へのクリスマスカードの送り方
封筒はどうやって書くの?
封筒はこのように表に宛先も自分の住所も全部書いちゃいます。
- 自分の住所:自分の住所は封筒の左上に英語で書いておきます。
- 宛先:日本に送る場合は日本語で普通に書いても大丈夫です。届くのは日本国内なので、日本語で書かれた方が郵便配達員の方もわかりやすいはず。
- 宛先の国名:JAPAN とはっきりと書いておきます。これで、日本行きの郵便だなとわかるので。
また、「AIRMAIL」(航空便)と書くように案内しているサイトもありますが、アメリカから日本へ送る船便はありませんので、「AIRMAIL」は書かなくても大丈夫です。 - 切手:指定金額の切手を貼ります。これについては後に詳しく書きますね。
- 空白をあけておいて!:アメリカの郵便はバーコードのようなものが印刷されます。そのため、封筒の下側までいっぱいいっぱい文字を書くと文字が読みにくくなってしまうので、下側を空けておく方がいいです。
切手はどこで買えばいいの?
切手は郵便局だけでなく、スーパーのレジでも買うことができます。ただ、郵便局の方が多くの種類や切手1枚だけ、という買い方もできます。アメリカの切手は10枚程度のシートになっていることも多く、スーパーのレジではシート単位でしか買うことができない場合もあります。
いくらの切手を買えばいいの?
アメリカの切手も日本と同じように金額の切手もありますが、日本に送る(つまり国際郵便)と決まっている場合は ”International Stamp”がオススメです。これは、「国際郵便専用」の切手になります。2018年12月現在では、この International Stampは1枚1.15ドルで買うことができます。(2020年に値上げをして、今は1枚1.2ドルです)
ちなみにこのスタンプ、1.15とか金額が書いていません。”GLOBAL FOREVER” と書いています。つまり、永遠にGLOBALのスタンプとして使うことができるというものです。今後、国際郵便の料金が上がったとしても、差額を貼る必要はなく、このスタンプを貼ればOKというものです。
International stampとは
郵便局に行って、”I want to buy international stamps.” と言えば出してくれます。2017年と2018年のがあるようで、「どっちがいい?」と聞かれることもあります。クリスマスシーズンだと、こっちがいい?と2018年のでいいか確認されることが多いですね。
この切手、期間限定で2018ねんのは2018年にしか売られないのかと思ったら、2020年もしっかりこの切手が売られてました(笑) 12月10日を過ぎたあたりから、郵便局によっては売り切れになるところもあるようです。12月17日に買いに行ったときには売り切れでした……。
前にも書いた通り、「国際郵便専用」の切手です。他の切手はスクエア(四角)なので、丸い形の切手は国際郵便専用というように形でわけられているんだろうなぁと思います。
2018年の切手は、なぜか年も終わろうという11月に発行されました。赤いポインセチアが印刷されたクリスマスらしい切手です。クリスマスカードを送るのにちょうどいいですね。
もちろん、1.15ドル(2018年12月現在)分の切手を貼れば問題なく日本にも送れますよ。はっきり言ってアメリカ国内向けの切手の方が種類が多く、可愛いです。
どうやってカードを送るの?
郵便局に切手を買いに行ったついでにポストに投函するのが一番早いですね。窓口の横にポストが設置されているところもあるし、帰りに車に乗ったまま(!)投函できるようにポストが設置されているところもあります。
また、Walmartなど大きいスーパーマーケットの前にポストが設置されているところもあります。アメリカのポストは青いので、よく行くお店の前にポストがあるか探してみましょう。
切手を買い置きしてるという場合は、自宅から出しましょう。郵便受けに入れて、横についている赤いバーを立てておくだけでOKです。郵便配達のときに回収してくれます。便利!
アパートに住んでいる方は、郵便受けがあるところにアパート専用のポストが設置されているようです。そのポストに投函するだけでOK!
まとめ
クリスマスカードと切手を買いに行って、1枚ずつ書いてポストに投函して…。と面倒に感じるかもしれませんが、海外からのカードは喜ばれます。時差もあってなかなか連絡できない日本の家族や友達に連絡するいい機会です。
カードの種類も多くて選ぶのも楽しいですよ。お好みのカードを探して送る、アメリカならではのクリスマスをぜひ楽しんでくださいね!