書類が足りない!?NVCは戸籍謄本の存在を知らない!?

書類が足りない!?NVCは戸籍謄本の存在を知らない!?

申請書類を提出してからというもの、1日に何度メールを確認したことか・・・。やっとメールがきたと思ったらまさかの再提出勧告。今日は再提出の勧告を受けた理由について解説します。

待ちに待ったNVCからのメール!と思いきや・・・

1日に何度もメールを確認して、「今、アメリカは夜中だからメールが来るわけないか」と気づいて、今日もメールないのか・・・がっかり、を続けたある日。待っていたメールが来ました!
ふむふむ・・・と読むと「Please read the attached information and follow the instructions.」つまり添付ファイルを読んでねってもったいぶちゃって~とウキウキして添付ファイルを開きました。

この手紙には不足している文書のリストがあります

冒頭に書かれていた文章“This letter has a list of documents that are missing or that need additional information.”この手紙には不足している文書のリストがあります。
不足している、文書。。。

不足している文書?いやいやちゃーんと2人で確認して入れたから不足してないって。何を言ってるんだ?とそのリストとやらを読んでみると、離婚証明がないと言っている様子。日本の場合、戸籍謄本に記載されていいるので、ちゃんと英訳もしています。証明がないってどういうこと!?

日本のアメリカ大使館に問い合わせてみた

日本のアメリカ大使館に「戸籍謄本を英訳したものを離婚証明として提出したのに、書類が足りないから追加で送るように指示された」ということを問い合わせてみました。

ビザ課の連絡先はこちらに載っています。
https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/contact-us-ja/

そうすると、移民査証課というところから公式に「通常、戸籍抄本・謄本は出生、結婚、離婚、死亡、養子縁組などの証明として有効です。」と当たり前の回答が返ってきました。そして、戸籍謄本に英訳を添えて提出したにも関わらず、離婚証明の提出を求められたのであれば、この情報を参考にNVCに回答することをお薦めします」と。
そして、その参考情報はこちら
The Japanese extract of the family register (koseki shohon), available from the Municipal Office, generally contains all current information that would be found in separate birth, adoption, marriage, divorce, or death records. Therefore koseki shohon serves as evidence of civil actions including birth, marriage and divorce.

戸籍謄本と戸籍抄本は何が違う?

戸籍謄本と戸籍抄本。パスポートを取得するときにも必要になるので、市役所に取りに行ったことがあるという方も多いでしょう。

戸籍謄本戸籍の全員の内容すべてを写しているもの
戸籍抄本戸籍の内容からひとりの内容を抜粋して写しているもの

になります。戸籍謄本は、戸籍に入っている人全員の内容となるので「全部事項証明」これに対して戸籍抄本はひとりの内容を抜粋しているので「個人事項証明」とも呼ばれます。

ビザ提出書類は、家族の分は不要だし、つけているとその分の英訳も必要になるので、戸籍抄本とその英訳を提出しました。

提出した英訳にあったKoseki Tohon

提出した書類のコピーを見て確認してみました。すると、戸籍抄本を提出したにも関わらず、英訳に書いたのは“Koseki Tohon”まさかの事態 です。

大使館査証課からの返答にも「戸籍抄本にはすべての情報が含まれています」と書かれていて、私も戸籍抄本を提出しているのに、英訳には “Koseki Tohon” もしかして「Koseki Tohonって何だ?こんなの証明にならないね」と返されたのでしょうか。

更に彼からNVCに電話してもらって確認。係の人は何度も「Koseki Shohon」という単語を言っていたらしく、何も送らないとどんどん遅れるということを言ってきたそう。

ビザ面接のときに持って行ってもいいかな?

添付ファイルに書いてあった「Send the missing or corrected items to the applicant so he or she can take them to the visa interview 申請者がビザ面接に持っていく」ことでいけるんじゃないかとNVCに問い合わせたところ、「重要書類だからダメー」という返事。このまま再提出しなければ審査は遅れるばかり。

再提出以外に選択の余地なし

再提出以外に私たちがすることはありません。一度提出した英訳を”Koseki Shohon”と見出しを変えて再提出しました。

はぁ。。。やっと連絡が来たと思ったのに!

まとめ

いちばん避けたかった「書類の再提出」まさかの事態で再提出の連絡を食らってしまいました。
とりあえず、言われたことをやって待つしかないのがビザ申請。ここからまた待つのかと思うとやるせない気持ちでいっぱい。でも気を取り直してやるしかないのですよ。

私がビザ申請してからここまでのタイムラインはこんな感じ

2017年2月14日:ビザ申請書類を送る
2017年2月21日:NVCから申請書類到着の連絡がある
2017年3月3日 :NOA1(I-797C Notice of Action)がメールで届く
2017年4月20日:NOA2(I-797 Notice of Action)がメールで届く
2017年5月13日:Welcome Letterがメールで届く
2017年5月26日:AIVF APPLICANT LETTER がメールで届く
2017年8月26日:書類が足りないという内容のメールが届く
2017年8月29日:米国大使館移民査証課に問い合わせした回答が来る

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