配偶者ビザを取得するためには健康診断を受ける必要があります。会社に勤めてると年1回健康診断受けるもんね♪と思っていたら、まさかの「指定医療機関」での受診が必要だということがわかりました。今日は私が受けた「あだちまさときクリニック」の健康診断についてご紹介します。
移民ビザ取得のための健康診断とは?
配偶者ビザを含む、アメリカ移民ビザを申請する人は健康診断を受診する必要があります。これは、会社で年1回受けるような病気の早期発見を目的とするものではなく、伝染病や性病がないかということを主にチェックするもののようです。
どこで健康診断を受けるの?
ビザ取得のための健康診断は、会社で受けた健康診断や人間ドックの結果を提出すればいいのではなく、「指定された医療機関」で健康診断を受診しなければなりません。そしてこの指定医療機関は日本国内で4か所しかないため、近くに指定医療機関がない場合はわざわざ遠くまで行かないといけないので、ここでもまた出費がかさみます。
電話: (03)-3951-1111住所:〒161-0032 東京都新宿区中落合二丁目5-1 電話:(03)-3432-5181
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園3-4-30 芝公園32ビル
あだちまさときクリニック関西神戸(and Dr 竹村しづき)
電話:(06)-6133-5878住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町1丁目 ANAクラインプラザホテル神戸 11階
電話:(098)-946-2833
住所:〒903-0116 沖縄県中頭郡西原町字幸地868
私は大阪に住んでいたので、神戸の「あだちまさときクリニック」に行ってきました。
費用はどれくらいかかるの?
予防接種が必要な場合もありますが、健康診断を含めてすべて保険が効かないため、全額自己負担です。
あだちまさときクリニックの場合、大人の健康診断は29,000円なので最低でも29,000円。その上予防接種が必要な場合は別料金でプラスされていきます。。。私は4万円ほどかかりました。
健康診断に必要なものは?
健康診断に必要なものは、こんな感じ。
- パスポート
- 証明写真4枚(受診結果の書類に貼り付けられる)
- 母子手帳や予防接種の記録
- (予防接種を受けた記録があると、追加で接種しなくてもいいことがある。逆に記録がなければ、本人が「受けました」と言ってもムリ)
- 大使館からのケースナンバーが確認できる書類(NOA2に書いているので、NOA2を持っていけばよい)
- レターパック(受診結果を郵送してもらうために必要)
あとはDS-2054という書類に必要事項を記載し、必要であれば眼鏡も持っていきます。詳細は受診される医療機関のHPを確認してくださいね。
予約は早めに!
ビザを取得する人なんてそんなに多くはないだろうと思ってすぐ予約できるつもりで電話したところ、空いているのは2週間後。どうも1日の予約枠が限られているようです。
予約は早めとはいっても早すぎてもダメ!
実は私、この健康診断で大失敗しています。全額自己負担で高いとわかっていたのに、健康診断を2回受診したんです。上にも書いたように、ケースナンバーがわからなければ健康診断を受診できないのですが、逆にケースナンバーがわかれば受診ができるということ。NOA2が来て少ししてから張り切って健康診断を受診したのです。
健康診断の結果は有効期限がある!
健康診断の結果は、有効期限は6か月です。「有効期間内にアメリカに入国しないといけない」とされているので、健康診断を受けてから6か月以内にはビザが承認されてアメリカに行かなければならないのです。
健康診断の有効期限が過ぎてしまった
NOA2が来てから張り切って健康診断を受けた、前のめりすぎの私でした。NOA2が来てから音沙汰なしで数ヶ月・・・どう考えても6か月以内にアメリカに行くことができない=再度健康診断が必要。となったわけなのです。
「ワタシにできることはさっさとやっていこう!」と前のめりで受診しないように気をつけてください(笑)
健康診断の内容は?
健康診断の内容は、会社の健康診断に比べてもとっても簡単です。簡単な問診と検査、レントゲンを撮ってあっという間に終了です。予防接種が必要でも、その場ですぐに注射してもらえるので時間もかかりません。冬季はインフルエンザの予防接種が追加されるので、最低でも1つ接種する人が多いかも知れませんね。
検査結果は?
検査結果は約1週間で持参したレターパックを使って郵送されます。この中に印刷された検査結果とレントゲンの画像データが入ったCD-ROMが含まれています。大使館面接のときにはこの受診結果を持って行く必要がありますよ。
まとめ
健康診断は有効期限があるので、早めに行かなくても大丈夫です。ただ、即日で結果が出るわけではなく、大使館面接のときには受診結果が必要になるので、面接直前だと間に合わない恐れがあります。大使館面接の日程がわかればすぐ予約するのがいいのではないでしょうか。
ここまで来たらビザ取得は目の前ですね!