日本は令和になり、2019年も半分以上過ぎました。あっという間にもうすぐ8月だ…という方も多いのではないでしょうか?年初に立てた今年の目標に向かって順調に進んでますか?計画倒れになりそう、とすでに諦めモードになってる方もいるかも。
そんなあなたに、私が昨年から続けているFull Of Life手帳を紹介したいと思います。
- 1. 手帳の始まり
- 2. Full Of Life手帳とは?
- 3. Full Of Life手帳のコンセプト
- 4. Full Of Life手帳本体はどんなもの?
- 5. Full Of Life手帳の書き方
- 6. 書きたいときに書く&描く
- 7. まとめ
手帳の始まり
2017年の年末、友達のちかちゃんが来年の手帳を一緒に書かない?と誘ってくれたのがきっかけで新しい手帳を始めてみました。その時の名前は「未来手帳」。2017年を振り返ったページを書き、1年後の2018年の年末の姿を想像してみるというところから始まりました。
将来の「なっている自分」を先に手帳に書いておくというものだったけど、試行錯誤していくうちに色々と変わって進化してきました。
Full Of Life手帳とは?
手帳が進化するうちに愛着が湧いてきて、「未来手帳」ではなく自分たちの名前をつけようということになりました。そこでいつも感じている「充実した人生を送りたい」という思いを込めて「Full Of Life手帳」という名前にしました。
「充実した人生」って人によって違うもの。家族構成や仕事、やりたいことややりたくないことも人によって違います。Full Of Life手帳は、誰かの人生ではなく、自分の「充実した人生」を作るための相談相手になったり、想いを吐き出す相手になる手帳を目指しています。
Full Of Life手帳のコンセプト
まず、Full Of Life手帳は予定やスケジュールを管理するものではありません。持ち歩いても家に置きっぱなしでもOKの手帳です。予定管理ではないので、「毎日書かなきゃ」のプレッシャーもありません。書きたいときに書く、書けないときは放置することもあるけどいつでも再開できる。書いても書かなくても、それが自分。という手帳です。
じゃあ何書くの?という疑問が満載になると思うので、もう少し詳しくご紹介しますね。
Full Of Life手帳本体はどんなもの?
Full Of Life手帳を書くのに、市販の手帳はありません。小さめのスケッチブックやB5サイズのルーズリーフなど自由です。ページ数も自由。ポイントはカレンダーが最初から印刷されていないこと。理由はカレンダーや書く欄が用意されていることで、「書かなきゃ」のプレッシャーを感じてしまいがち、そのプレッシャーから解放されたいからです。
書きたいことを自由に書く(ときに描く)ために、ページは無地がオススメです。私は、アメリカでは好みのノートが見つからなかったので(アメリカは素敵な文房具が少ない)、今年の手帳はWalmartで買ったスケッチブックです(笑)
Full Of Life手帳の書き方
Full Of Life手帳の書き方は特に決まりはないのですが、ざっくりとこんな感じです。
- 昨年のできごとを振り返って幸せ感度グラフを作る
- 今年のできごとを12月に振り返っているイメージで妄想する
- 書きたいときに書く&描く
- 見せてもいいな、というページは仲間で共有
- 人のまねもOK。できなくてもOK。
- 時々仲間で振り返る
では順番に見ていきましょう!
書き方その1:昨年のできごとを振り返って幸せ感度グラフを作る
始めるのが年末に近ければ、今年のできごとを振り返ってみます。どんなことがあったかをいくつか挙げてみます。それを元に、1年の幸せ感度グラフを作ります。幸せ感度グラフとは、自分が幸せだと感じた度合いのことです。どんなことで幸せだと思ったか、悲しくなったかを、できごとと共に表してみます。
1年の半分が過ぎた今なら、この振り返りは飛ばして、書き方その2に進んでもいいかも知れません。
書き方その2:今年のできごとを12月に振り返っているイメージで書く
次に、12月に「今年はこんないいことがあったよ」と友達に話しているイメージをします。「南の島で2週間バカンス!」とか「ビッグプロジェクトが成功して昇進した!」とか「優しい彼ができてラブラブ」とか。妄想です(笑) その妄想を書きます。妄想だから何でもOKです。
そして妄想した年末のイメージを友達と共有します。共有するときに思いついたことをどんどん付け足していきましょう。誰かに話すことで、イメージがより具体的に、より明確になってきます。友達と共有したら、応援メッセージやコメント(「イルカとダイビングうらやましい!」とか「給料もアップしてよかったね!」など)を交換しましょう。
リアルに友達と共有した場合はコメントを書いてもらって、オンラインなどで友達に共有した場合は、友達のコメントを自分で書き込みます。友達と共有するなんて恥ずかしい…という場合は、バーチャル友達として(あくまでも他人目線で)自分でコメントを書き込んでもOKです。
書き方その3:書きたいときに書く&描く
月のはじまりや時間があるときなど、書きたいタイミングで書いていきます。仕事をしていたら1~3月は忙しいですよね。「1月2月3月は、行く・逃げる・去る」という言葉があるくらいだもん。私も2~3月は忙しくて書けませんでした。
Full Of Life手帳は、無理しない手帳、がモットー。数か月空いてもしれっと次のページに書けばいいんです。これがカレンダーつきの手帳だと、「あぁ…2か月書けてなかった…」となってしまうので、Full Of Life手帳はカレンダーなしにしてるのです。
私が書いているのは、「しいたけ占い 上半期・下半期」が出たタイミングや月の始まり。あと生活を見直していなあと思ったときなど。少し紹介しますね。
VOGUEで人気の「しいたけ占い」をまとめてみる
優しい語り口のしいたけさんに癒される女子も多いはず。上半期・下半期の占いがあって、これに月ごとの占いも書かれているので、キーワードを自分でまとめたページを作ってみました。見返すと「今月はゆっくりしてもいい時期なんだ」とか「来月は頑張るぞー」などちょっとしたきっかけになるんです。
KDA:Keep Discard Add で自分の生活スタイルを振り返ってみる
KDAって知ってますか?KDAとはKeep Discard Add の頭文字を取ったもの。これを生活の見直しに使ってみます。
Keep:今の体調や生活を維持するのに続けること
Keepは自分の生活の中で続けていきたいことを書きます。私の場合は朝ヨガやストレッチ、週1回の早寝Dayなど。始めたけど、まだ習慣として定着してないものの、定着させたいことを書いておきます。続けることで自分の生活が豊かになることがいいでしょう。
Discard:やめたいのにやめられないこと
今の生活に不満がある…時間の無駄遣いをしていると感じることを書いていきます。やめたいのにやめられない悪習慣をここで挙げておきます。たとえば「SNSをチェックする時間が長すぎる」「そんなに見たいわけでもないTVを見てしまう」とか。「残業が多すぎる」でもいいんです。
Add:これから新しく始めたいと思っていること
Addはこれから新しく始めたいと思っていることを書きます。私の場合はWeb系の勉強や夜のヨガ・ストレッチなど。やりたいと思っているのに最初の一歩が踏み出せない、とか何かしら億劫になってできていないことを書いておきます。
このようにKDAで生活を振り返ってみると、時間の無駄遣いややりたいことが明確になってきます。また、前回「Add:やりたいこと」に書いていたのに今回は「Keep:続けること」に書いてる、つまり始められてる!ということに気づくこともあります。
「Discard:やめたいのにやめられないこと」に何度も同じことを書いてるのにまだやめられない…ということもありますが、少しずつ改善されてきますよ。KDAを使って自分の生活を見直してみるのもいいでしょう。
書き方その4、5:見せてもいいページは人と共有して、人の真似もしてみる
うまく描けた!とか人に見せてもいいな、と思うページが出てきたら、SNSで共有します。また、人の手帳を見て、いいな!と思う書き方があれば真似して書いてみるのもOK!無地なので、どんな書き方でもOKです。
書き方その6:時々仲間で振り返る
Full Of Life手帳は、できれば誰かと一緒に始めると楽しいです。それは、中身を共有したり、時々仲間と振り返って手帳を成長させていくので。こんなことがあったよ!とか次こうしよう、というアイデアも仲間と共有します。
でも友達と共有するなんて恥ずかしい!という方は私たちと一緒に手帳を作りませんか?Facebook「FullOfLife手帳部」を検索してみてください。
書きたいときに書く&描く
何でもそうだけど、スタートしたときはやる気マンマン。手帳もどんどん書いてみようと思いますよね。でもすぐに力尽きてしまう(笑) Full Of Life手帳は書きたいときに書いて、書きたくないときは書かなくてOK。日付が入ってないから、しれっと前の続きのページに書けばいいのです。
まとめ
こんな気軽な手帳ですが、12月に今年を振り返るとイメージした「妄想」がほとんど叶ってるんです。どうしてかを考えると、人と共有したり、書き方を真似することで、「今年の12月の姿」に対していろんな方向でアプローチをしているのだと思います。強く願うことで願いが叶うこともありますが、願いに対して潜在的にアプローチしているのかなぁと思います。
叶わなかったことは本当に願っていなかったことかも
叶わなかったことに対しては「人がうらやましくて描いてみた夢」「ないものねだりの夢」ということもあります。また、1年で状況が変わることもあるので、今の自分には不要ということもあります。夢が叶わなかったということはすべてマイナス、ネガティブというわけではないのです。
叶っていないものが、今でもまだ叶えたい夢なら、もう少し頑張ってみればいいんです。
そんな自分を見つめる Full Of Life手帳、あなたも始めてみませんか?