海外へのお引越し アメリカに持っていくものと日本に置いていくもの

海外へのお引越し アメリカに持っていくものと日本に置いていくもの

お引越しは大変ですね。国内の引越しでも大変なのに海外になると一段と大変!今日はアメリカへのお引越しで段ボールだけという私の引越しについて書きたいと思います。

Avocadonnaのお引越し内容

私の場合、主人が既にアメリカで生活をしていたので、家具や大型の荷物は持ってきませんでした。費用を抑えるために段ボールに入るものだけにしました。

海外へ荷物を持っていく方法

海外へ引越しをする場合に荷物を持っていく方法は以下の4つあります。

  • 船便
  • 航空便
  • 自分が行くときに預入れ荷物とする
  • 機内持ち込み荷物とする

それぞれについてのメリットとデメリット、どのような荷物が適するのかを見ていきましょう

船便

メリット

費用が抑えられる、手荷物で持てないような大きなものも運ぶことができる

デメリット

荷物が到着するまでに時間がかかる。アメリカで2か月程度(私は1か月半かかりました)。

適する荷物

当分なくても生活できるもの(先の季節の衣類や大きな家具など)

航空便

メリット

荷物が到着するまであまり時間がかからない。アメリカで1週間から10日程度。

デメリット

船便に比べて料金が高い。また、一度に送ることができる重量に制限がある。

適する荷物

引越してからなるべく早めに使いたい衣類や日用品など

自分が行くときに預入れ荷物として持っていく

メリット

自分の到着と同時!

デメリット

航空会社、座席クラスに重量制限がある。また、アメリカ国内で乗り継ぎがある場合に国際線と重量制限が異なる場合がある。

適する荷物

すぐに使う衣類や化粧品、持っていきたい日本食など

機内持ち込み

メリット

自分の到着と同時!

デメリット

持ち込み荷物の制限が多い。大きいものは運べない。

適する荷物

貴重品、身の回りの品、パソコンやスマホなど

引越し業者の選定

さて、海外へ荷物を送る方法がわかったところで、引越し業者の選定です。Googleで「海外引越し 日本からアメリカ」で検索してみると意外にたくさんの業者が検索結果に表示されます。

日通

段ボールを送る場合、留学パック(航空便)とセルフパック・コンビ(船便)があります。
留学パックは1~2箱、セルフパック・コンビは15箱が上限です。ただし、セルフパック・コンボは地域限定のため、限定地域以外に引っ越す場合は使えません。
(限定地域:サンフランシスコ、シアトル、ロサンゼルス、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDC、ボストン、シカゴ、デトロイト、アトランタ、ヒューストン)

※2018年1月時点

ヤマトロジスティック

ヤマトも段ボールを送る場合、留学宅急便と単身プランがあります。
留学宅急便(最大25kgまで)と単身プラン(最大18箱)があります。こちらもアメリカ国内にあるYamatoの営業所から60km圏内が配達範囲となります。
またゴルフバッグ用のカートンを入れることも可能です。
(地域:アトランタ、コロンバス、サンディエゴ、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、シャーロット、ダラス、デトロイト、ナッシュビル、ニューヨーク、ヒューストン、ボストン、ポートランド、ルイビル、ロサンゼルス、ワシントンDC)

※2018年1月時点

Avocadonnaの場合

私の場合、住む場所がテネシー州ナッシュビルの近郊だったので、日通が範囲外でNGだったので、必然的にヤマトにお願いすることになりました。

何を置いていくか、どうやって処分するか

何を置いていくか、ですが私は家具と大型の家電製品を持っていかないことに決めました。ヤマトの単身パックで段ボールだけの引越しにしたことと、家電製品はアメリカにあったので。

ただし、ドライヤーやヘアアイロンは変圧器なしでも使えるので、愛用していたものを持って行くことにしました(どこまで使えるかチェックして、自己責任で使ってくださいね)。

家具の処分方法

家具の処分についてはこの3つが考えられます。

  • 誰かに譲る
  • どこかに売る
  • 大型ゴミとして捨てる

順番に見ていきましょうか。

誰かに譲る

愛用していたものだったら、捨てるよりも知り合いや友人を通じて譲る方がよさそうですよね?
特にまだ新しいものや愛着があるものだったらなおさら。

ただし、大型のものを誰かに譲る場合は、引き取りに来てもらう日程調整が大変です。引っ越す日よりあまりにも前に取りに来てもらうと、自分の生活が不便になりますが、直前だと日程調整が大変になり「なんで譲ろうと思ったんだろう・・・」と後悔することも。

冷蔵庫や洗濯機は、買い替えではないので電気屋さんに引き取ってもらうことができません。捨てるのも大変なので、引き取り手があれば誰かに譲ることをオススメします。

ただ家電製品の場合はあまり早く手放すと自分の生活にモロに影響しますので、よく考えて譲るか捨てるかを決めた方がいいでしょう。

どこかに売る

もちろん、ひとつひとつを高く買ってくれるところを探して、適切なところに売りに行った方がいいです。
ただし、海外引越しの場合、ビザが下りるまでは荷物を搬出できないこともあって、日数的に余裕がないことが多いです。そのため、ひとつひとつ別のところに売りに行く手間暇かけられないことも。

どうしても「売って少しでも費用の足しにしよう!」と思う方は少しずつ事前に行動することをオススメします。

大型ゴミとして捨てる

大型ゴミとして捨てる場合は地域のゴミの日をしっかり確認しましょう。大型ゴミは回収日が月に1回というところもあります。また、マットレスなど引き取ってもらえないものもあるのでよく確認しましょう。

冷蔵庫や洗濯機など、買い替えの場合は買ったところで引き取ってもらえることもありますが、引き取り手がいない場合は捨てるしかありません。

私が住んでいた地域ではマットレスを引き取ってもらえなかったので、 target=”_blank”>ジモティーのサイトを使ってたんすやベッド、冷蔵庫、洗濯機などまとめて引き取ってもらいました。

何を持っていくか

私の場合は「私ひとりだけが現地で彼が生活しているところに引っ越す」というパターンだったので、費用面も考えて、航空便を使うほどじゃないだろうということになりました。
船便と私が移動するときの預入れ荷物と手荷物で全ての荷物を持っていくことに。そして、私が日本からアメリカに行く際は、彼が日本まで迎えに来てくれて一緒にアメリカ入りしたので、2人分のキャリーが可能になりました。

船便で送ったもの

船便では、食器、夏物の衣類(1月に引っ越したので)、靴、ゴルフバッグ、傘、本などを送りました。
衣類を整理するためのカゴ(ニトリで買って日本で使っていたもの)も棚の整理に便利だろうと思って入れておきました。アメリカではちょうどいいカゴがニトリ価格では売ってないので、ちょうどよかったです。

船便には食品を入れることができません。貿易関係の仕事をしている友人曰く、港でコンテナが放置されることもあって品質が悪くなる恐れもあるそうです。こっそり入れてきたという人もいますが、もちろん税関で見つかれば没収されるので自己責任で。夏場は特に注意が必要です。

また化粧品も成分によっては船便に入れることができません。調べたところマニキュアや除光液はNGだったので、アメリカで買えばいいかと思って入れませんでした。化粧品も液体が漏れることや破損を考えて私は船便には入れませんでした。

預入れ荷物にしたもの

彼と2人分荷物を運ぶことができたので、それぞれの大型スーツケースに加えて大きい段ボールを1箱持ってきました。段ボールは事前に荷物を積めて空港止めの荷物として宅急便で送っておきました。

また、私は船便に化粧品を入れなかったので、大量に預入れ荷物に入れました。化粧水や乳液なんかは手荷物にできないので。また、すぐに使いたいドライヤーやヘアアイロン、文房具類も入れておきました。引越しが冬ということもあって、衣類も重かったので、預入れ荷物が重量アップ!!カウンターで計ったときに重量オーバーで、空港で荷物詰め直したなぁ。。。

段ボールの方は空港で預ければ到着まで手元にくることがないですが、やはり取扱いは雑のようです。到着したナッシュビルの空港ではボロボロになっていたのでビックリしました(笑)多少取扱いが雑でも壊れない衣類や文房具などの荷物に限定し、化粧品なんかは衣類の間に入れるなど工夫した方がよさそうです。

手荷物にしたもの

仕事にノート型パソコンを使うので、パソコンを手荷物に入れました。それからアメリカで使うスマホも。あとは2~3日分の着替えや貴重品、機内などで使う少しの化粧品を入れておきました。あとは預入れ荷物でオーバーになったものをとりあえず入れました。1月は日本もアメリカも寒いので、コートも持っていて手荷物もギリギリの重量になっていたと思います。

まとめ

海外引越しの場合、引越し先の国によって荷物に入れられるものと入れられないものが違ってきます。また航空便の場合は重量制限もあるので、何を持っていけばいいかよく考えましょう。

もちろん引越し先の国で購入できるものは置いていくこともできますが、車を運転が不安だったり、すぐに買いにいけないこともあります。できれば現地の様子を知っている人に聞いてみて判断しましょう。

食べ物を多く持ってくると消費期限が短くて食べきれないということもあるようです。こちらもしっかり考えて入れましょうね。

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