自動車大国アメリカに来たからには運転したい!日本との違いをまとめてご紹介!(道路編)

自動車大国アメリカに来たからには運転したい!日本との違いをまとめてご紹介!(道路編)

前回の記事ではアメリカと日本の交通ルールの違いをご紹介しましたが、道路そのものも結構違うぞ、ということをこちらの記事でまとめました。道路なんて一緒じゃない?ちょっと広いくらいじゃない?と思う方も多いかも知れませんが、いろいろと違いがあります。

この記事を読んで、アメリカでの運転に備えましょう。

日本と比べて道路が広い!!

映画などでご存知の方も多いかも知れませんが、アメリカの道路は日本と比べて広い!!車線が多い!!です。特に高速道路は4車線5車線あるところも。対向車線と合わせると10車線もある!という場所も多いです。

それでも都市部に向かう道は渋滞するので、「あー、自動車大国だなぁ」と実感します。

制限速度が速い

日本では住宅街の家の前の道などは制限速度が20キロくらいでしょうか。我が家の前は制限速度が30マイルなので、時速50キロ弱。住宅街でも制限速度が25マイル(時速40キロ)のところなど、日本に比べて制限速度が速いです。

でもその速さで走っても速いと感じない広い道・・・というのがアメリカです。

日本に比べて道路が暗いよ

日本の道路は道路照明灯という電灯で明るい道が多いですが、アメリカの道ははっきり言って暗い!大きな街に行くと明るいところもありますが、少し離れると照明もなく、真っ暗です。他の車のヘッドライトが頼り。住宅街も街灯がないところが多いので、暗く感じます。

クリスマスシーズンでイルミネーションしていると、道路も明るくなって防犯にもいいんじゃないか?と思うくらいでした。ある意味12月が一番道路が明るくなるんじゃないかと思います。

日本に比べて道路がデコボコ。Pothole に注意!

日本に比べて道路がデコボコだし、穴も空いてます。”BUMP”(デコボコ)の標識も多く見られます。
特に冬から春にはPothole(深い穴)といわれる穴がたくさんできます。そして修復されないまま夏が来る・・・といった感じ。

これは、雨や雪など湿気が道路の表面から下に浸透して凍結して膨張する。そして暖かくなって解ける、というのを繰り返して舗装を弱めてしまう。弱まった舗装の上を車が通るため、舗装をさらに弱めてしまって最終的に崩れちゃう、ということで穴が空いてしまいます。

アメリカの冬は多くのところで暖かくなったり、凍るほど寒くなったりを繰り返して、寒暖差が激しいです。そのせいでPotholeができてしまいます。

このPotholeに気をつけないと、タイヤがパンクしたり車が傷んだり、前を走っている車から飛び石が飛んでくるということもあります。

冬の間は寒くて本格的な道路工事ができないので、大きくて深い穴だけを簡単に埋めて、小さい穴は放置されることも多いです。簡単な工事しかしないので、またすぐに穴が空く・・・ということを繰り返します。通勤や買い物でよく通る道はどこに穴があるかは覚えておいた方がいいですよ。

動物に注意!

日本では郊外や山の方に行かないと動物注意の標識を見ることはありませんが、アメリカでは結構な確率で動物が飛び出してきます。一部の大都市を除いて、舗装された道路の近くでも野生動物が生活できるような環境があるので、住宅街でリスやうさぎのような小さい動物だけでなく、立派な角を持ったシカが出てくることもあります。

シカに体当たりされたらバンパー損傷、運転者もムチ打ち…ということもあります。特に夜は道が暗くて見えにくいということもあるので、気をつけてくださいね。道路の真ん中にポツンと小さな明かりが見えた…と思ったらシカの目だった!驚いて急ブレーキを踏んだ!ということもあるようです。

またよく言われるのがスカンク!スカンクを轢いたら車を廃車にしないといけない、というほど臭いが残るそうです。私はまだスカンクの臭いがわかりませんが、主人は窓を開けて走っていても「スカンクがいる!」って窓を閉めるほどです(臭いがしてから窓を閉めても時すでに遅し、なんですが)。

日本に比べていろんなものが落ちている

動物が道路に飛び出てくる、と書きましたが、こういった動物が轢かれて道路に転がっていることも多くあります。日本では動物が轢かれているというのはあまり見られませんが、アメリカではかなりの高確率で車に轢かれた動物が転がっています。季節を問わず1年通してよく見かけます。

また、特に夏はタイヤの破片が散らばっているのをよく見かけます。

日本では考えられないくらいの長距離を走るアメリカ。トレーラーやトラックなど荷物を運ぶ車はタイヤの減りも日本とは比べ物にならないくらいかも知れません。そこで、タイヤの表面に溝があるゴムを貼り付けるリトレッドという再生タイヤを使って走っています。夏の暑さで道路の表面温度が高くなるせいか、タイヤの表面がペロッとめくれて路肩に転がっているという・・・。

こういったものが日本に比べてたくさん落ちています。
車に轢かれた動物の死骸にはいまだに慣れませんが、1日1回は見るというくらいによく見かけます。

まとめ

アメリカの道について書いたら1つの記事になるほど多くの違いがありました。アメリカでは多くの場所が毎日車に乗るような生活を送ることになると思います。

特に日本で運転していた方は、日本との違いに戸惑うかも知れません。この記事を読んで、アメリカでの運転に備えましょう。

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