自動車大国アメリカに来たからには運転したい!運転するときの注意点をまとめてご紹介!

自動車大国アメリカに来たからには運転したい!運転するときの注意点をまとめてご紹介!

言われなくても知っている「自動車大国アメリカ」
大都会ならともかくアメリカの大部分は車がないと生活できない、という場所がほとんど。

アメリカで車を運転するときに注意することはたくさんありますが、この記事では、普通の道でも高速道路でも共通でいえることについてをまとめてご紹介します。
せっかく来たからには運転してみたい!という方からアメリカに住むことになったので運転せざるを得ない・・・という方までこの記事を読んで、違いを理解してくださいね。

州によってルールが違う!

アメリカでは州によってルールが違います。そのため、運転免許も州ごとに行われ、テストの内容や実技の方法が変わってきます。

これは、大阪と福岡ではルールが違うということなので、日本ではちょっと考えられないですね。もちろん大まかなルールは共通ですが、細かいルール(運転してもいい飲酒量や罰金など)は違いますので、アメリカに行くときはどの州なのか、というのでルールを確認しておきましょう。

マイル表示

アメリカでは速度も距離も「mile(マイル)」で表示されています。北米仕様の車では、スピードメーターがmile(マイル)とkm(キロ)の両方で表示されています。これはカナダがメートル法なので、キロ表示が必要だから。

1マイルは約1.6kmです。 運転しながら目的地までどのくらいの距離、というのは計算しづらいですが、時速60マイルで走るとだいたい1分1マイルで走ることになります。次の出口まで2マイルという標識があればだいたい2分くらいで出口だな、という目安になるので覚えておくと便利です。

というわけで、アメリカは「mile(マイル)」表示です。アメリカでは同じ道でも場所や学校の近くなどで制限速度が変わることがしょっちゅうあります。制限速度とスピードメーターのチェックもしっかりしてくださいね。

右側通行

もう有名ですね。日本は右ハンドル左側通行なのに対して、アメリカは左ハンドル右側通行です。日本に住んでいるときに左ハンドルの車に乗っていた人は混乱するかも知れませんが、右ハンドルの車を使っていた人はだいたいスムーズに運転できます。

ただ、中央分離帯がない細い道に入ったときにうっかり左車線に入ってしまう、というミスはよくあるようです。中央線があるのが運転席側と覚えておくとうっかりミスも減るでしょう。

ほとんどの信号が赤でも右折できちゃう

慣れるまではドキドキ

慣れるまではドキドキしましたが、慣れると便利!日本でもこういうルールになったらいいのに!と思ったことのひとつ。右折する場合は、信号が赤でも一旦停止して安全が確認できれば右折してもいい、というルールです。そのため、一番右の車線は右折専用レーンとなっていることが多いです(もちろん、直進と兼用になっているところや、突き当たりの場合は左折と兼用レーンになっているところもあります)。左側から直進してくる車や対向車線から左折車が来る場合は相手側の信号は青なので、相手側が優先です。安全確認はしっかりしてください。

また、「信号が赤でも右折できちゃう」ということで減速だけして一旦停止せずに曲がる人もいますが、これはNGです。警官に見つかるとダメだし、交差点にカメラが設置されていてチェックされていることもあるので、右折可能な交差点でも赤信号では必ず一旦停止しましょう。

赤信号でも右折できないところ

「No Turn On Red」の標識がある場所は「赤信号で曲がっちゃダメ」と書かれているとおり、右折できません。

また、ニューヨーク市内などは州の法律で右折が禁止されています。他の州での運転に慣れている場合などうっかり右折してしまうということがないように気をつけましょう。

路肩にパトカーが止まっていたら車線変更する

片側2車線以上の道路で、路肩にパトカーが止まっているのを見つけたら、左側の車線に移動しなければいけません。しかも多くの車が結構手前から左側に移動します。前の車が次々と左側に車線変更するときは、路肩にパトカーが止まっていると思って、あなたも安全を確認して左側車線に移動しましょう。

交通量が多いなど、車線変更が難しい場合は、速度を落としましょう。

ハザードランプの使い方が違う!

日本では、車線変更で入れてもらったときなど「ありがとう」を伝えるために、ハザードランプを点滅させることがあります。アメリカでは「ありがとう」の意味でハザードランプを点滅させることはありません。ハザードランプは危険を知らせるために使います。では「ありがとう」を伝えたい時はどうしたらいいのか?車の種類にもよりますが、セダンやRVなど後ろから見えやすい車は、運転席と助手席の間に後ろから見えるように右手を挙げて、挨拶することが多いようです。

また、高速道路などで前方が渋滞しているときに最後尾になった車がハザードを点滅させて追突防止の合図をする、というのは日本と同じ使い方ですね。

まとめ

共通することで1つの記事にまとめようと思いましたが、まだまだ気をつけることがたくさんあります。「日本では電車で移動してたから運転なんてしたことないよー」という方も多いと思いますが、アメリカでは多くの土地で車が必需品。

私なんて車がないとスーパーに買い物にも行けません。アメリカの道路は広くて歩行者に気をつけないといけない場所もあまり多くないので「大阪の街を運転しなきゃ!」というより難易度は低いと思います(笑)

少しずつ練習して行動範囲を広げていきましょう!

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