アメリカ配偶者ビザ(CR1)申請タイムライン

アメリカ配偶者ビザ(CR1)申請タイムライン

私は2017年に移民ビザを取得して渡米しました。
今回はビザ取得までのプロセスとどこが頑張りどころなのか?何をすればいいのか?についてまとめてみたいと思います。

ビザが処理される機関

申請したビザは主に3つの機関で処理されます。

  • USCIS:United States Citizenship and Immigration Service(アメリカ移民局)
  • NVC:National Visa Center(ナショナルビザセンター)
  • 在日アメリカ大使館

いうまでもなく、最初の2つUICIS、NVCはアメリカにあって、在日アメリカ大使館は東京にあります。各地にある領事館ではなく大使館です。そしてビザ申請する人が出向く必要があるのがここ、東京です。

USCIS:United States Citizenship and Immigration Service(アメリカ移民局)

USCISは、United States Citizenship and Immigration Serviceの略です。ブログなどではアメリカ移民局、単に移民局と呼ばれていることもあります。

配偶者ビザは、アメリカに住んでいる人が「自分の配偶者にビザを発給してください」とUSCISに嘆願書(I-130)を送るところからスタートします

USCISでは送られてきた嘆願書に基づき、移民ビザの申請資格があるかを審査し、ビザ申請を許可するところまでが行われます。ビザそのものの許可ではなく、「嘆願してきた人がそもそもビザ申請してもいいのか」を判断するわけです。
ここを通らないと、申請すらできないという関門です。

NVC:National Visa Center(ナショナルビザセンター)

USCISでビザ申請の許可がおりると、ケースナンバーが付与され、NVCに転送されてビザ申請開始となります。

ケースナンバーは日本の場合はおそらく「TKY」がつくと思います。このケースナンバーでオンラインでも状況確認ができるようになります。

この「NVCへ転送」というのがクセモノ(だと私は思っていて)、全米に5か所あるNVCのうちどこに転送されるかでその後の進捗に大きな差がでるとか・・・。でも、どこに転送されるかわからないので、ドキドキしながら待つしかないのです。

 在日アメリカ大使館

ここまでたどり着いたらもう安心(笑)

アメリカ大使館で行われるのは面接です。面接は日本語もOKです。嘘をつかずに正確に回答すれば大丈夫。面接が無事終了すると、ビザが発給されます。

ビザプロセスの全貌

それでは、ビザプロセスの全貌について紹介します。

STEPプロセス書類名添付書類(参考)
1I-130を作成して送付I-130A・カバーレター
・配偶者の戸籍謄本の原本と英訳
・婚姻届受理証明書の原本と英訳
2受領確認メールが届くI-797C
3NOA1が郵便で届くI-797C
4NOA2が郵便で届くI-797
5Welcome Letterがメールで届く
6オンラインでAOS Feeの支払い
7オンラインでIV Feeの支払い
8オンラインでIV Applicationの提出
9犯罪証明書の取得犯罪証明書
10IVパッケージの送付
11NVCでの審査完了
12面接日のお知らせがメールで届く
13指定病院にて渡航前検診を受ける
14面接・自分のパスポートを持参
・これまでに提出した資料のコピー
15ビザが貼られたパスポートが自宅に届く
16アメリカへ入国
17ソーシャルセキュリティカード、グリーンカードが郵便で届く

ビザプロセスの頑張りどころ

上のプロセスを書いてて改めて思いました。長っ!ホント長かった。。。

ビザプロセスの頑張りどころ、それは「待つこと」です。もうね、申請期間のほとんどは「待っている状態」です。
私もいろんなブログやVisaJourneyのタイムライン見て一喜一憂しました。私はまだ短い方だったけど、待つのは長かったー。

その「待つ期間」を短くするために、自分ができる唯一のことが「提出する書類をしっかりと準備すること」なんです。

待っている間に次に提出する書類をしっかりと準備して、英訳しておくことが大切。そして、提出できるようになったら速やかに出す!これが大切です。

指摘内容によっては、日本で戸籍謄本などを取得してアメリカへの発送が必要な場合もあるので、時間ロスがハンパないです。

私も一度指摘をもらってロスしてしまったので、皆さんはロスのないようにしっかりと準備してくださいね。

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