アメリカ在住の日本人がもらえるコロナ給付金

アメリカ在住の日本人がもらえるコロナ給付金

コロナの話題が出始めてから3か月。ここテネシー州でもようやく緊急事態宣言が緩和され、一部のレストランも再オープンし始めました。日本でも緊急事態宣言が解除され、やっと通常の生活に戻れるのか?という状態になってきましたね。

そして、最近は給付金の申込みについてのニュースもよく見ます。今日は、海外に住んでいる日本人の給付金事情について書いていきます。

日本で支給される10万円をもらえる人って?

日本の新型コロナ給付金は10万円。ざっくり言うと、2020年4月27日時点で日本国内に住民登録している人がもらえます。ということは、海外に移住するために住民票を抜いている人は対象外・・・。

「住民税払ってないだろ!」とか「住んでる国でもらえるだろ!」という声も聞こえてきますが、納税が免除されているわけではなく、居住国で納税しているし、在留外国人は給付金がもらえない国もあり、自国と居住国の両方から給付金がもらえないという事象も発生しています。

アメリカのコロナ給付金は?

アメリカの場合は、年収75000ドル未満の場合は最低1200ドル、夫婦ジョイントの場合は150000ドル未満で最低2400ドル受け取ることができます。17歳未満の子供がいる場合は、1人につき500ドル加算されます。

給付対象は、アメリカ市民だけでなく永住権保持者、就労ビザを取得してアメリカで働いている外国人も含まれています。なので、在米日本人は日本からは給付金がもらえないけど、アメリカからはもらえます。よかった!

そして給付はIRSの納税情報を使って自動的に支払いされます。面倒な手続きもいらなくてラッキー!前年度までの納税情報がある場合は、IRSの銀行情報を使って勝手に振り込まれる!我が家はかなり早い4月中旬にメイン銀行の口座に2400ドル振り込まれて、一気に残高増えてるけど!?とビックリ状態でした。その2日前に銀行から「順に振り込まれるよ」という内容のメールを受け取っていたのですが、そんなに早いとは思ってなかった・・・。ちなみに銀行情報がない場合は、小切手が送られてくるようです。

なにも手続きしなくても給付されるアメリカってすごいな・・・。

って思うけど、失業率はどんどん上がって20%超え。政府はコロナ対策にお金を使ってるけれど、お金がなくてフードバンクや寄付に頼って生活している人もたくさんいます。日本と違ってスピーディに対応するアメリカ。いいところばかり見えるけれど、コロナ禍が長期化してきた今、今後どうなるのか不安な面もあります。

そして、日本でもアメリカでも給付金は今のところ1回限り。今後は給付金に頼らず生活していかないといけません。少しでも家を快適にしようと、テラスに花を増やしてみたり、パラソルを買ってみたりしているけど、終わりが見えないこの状況、ネットでの買い物も控えめにしていかないとなぁ。。。

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