海外に住んでいると、日本から手紙が届くと嬉しいものです。毎日「セールしてるよ!」とか「クレジットカード作って!」というダイレクトメールばかり届くけれど、自分宛の手紙はなかなか来ない。
だから自分に届いた手紙が郵便受けの中にあるととっても嬉しい!!この記事を読んで、あなたも海外に住む家族や友人に手紙を書いてみてくださいね。
日本からアメリカへ手紙やはがきを送る
封筒はどんなものを用意したらいいの?
エアメールというと、この画像のような赤青の模様がついた封筒を用意しなきゃダメなの?と心配する方もいるかも知れません。でも、模様がなくても大丈夫。普通に国内に送るような封筒でもちゃんと送れますよ。
封筒の大きさは?
国際郵便で送れる手紙や書類には、定形郵便物と定形外郵便物の2種類の大きさがあります。
定形郵便物 | 定形外郵便物 | |
大きさ | 長辺14~23.5cm 短辺9~12cmまで 厚さ1cmまで | 最長辺60cmまで 長さ+幅+高さ=90cmまで ※巻物体の場合 直径×2+長さ=104cmまで |
重さ | 50gまで | 2kgまで |
※大きさが定形郵便物であっても、50gより重い郵便物は全て定形外郵便物になります。 |
ハガキの大きさは?
ハガキの大きさは長辺14~23.5cm、短辺9~12cmです。また長辺は短辺の1.4倍以上あることが条件となっているので、正方形やご当地カードのようなフォルム形のものはハガキとして送ることができませんので注意してください。正方形やフォルム形のカードを送りたいときは封筒に入れて、手紙として送りましょう。
宛名はどうやって書くの?
封筒はこのように、表に宛先も自分の住所や名前も全部書いてOK!
- 自分の名前と住所:英語表記で書いてもいいし、日本語で書いてもOKです。
- 宛先:住所を先に、名前を後に書く日本式とは違い、名前を先に書きます。Mr/Ms など日本に送る場合の「様」にあたる敬称をつけてもいいですが、最近はつけないことも多いようです。
- 宛先の国名:U.S.A などと宛先の国名を大きくアルファベットの大文字で書きます。
- AIRMAIL:航空便で送ることを表す「AIRMAIL」という文字を書いておきます。郵便局の窓口に行って、「エアメールのシールをください」と言うと、無料でくれますよ。
- 切手:料金分の切手を貼ります。詳しくは後で書きますね。
- 空白を空けておいて!:アメリカ国内では郵便物にバーコードようなものが印刷されます。そのため、封筒の下側までいっぱいいっぱい文字を書くと文字が読みにくくなってしまうので、下側を空けておく方がいいです。
切手はいくら貼ればいいの?
1.手紙を送るときの料金
手紙を送るときは、上でご紹介した定形郵便か定形外郵便かによって料金が変わります。
また、重さによっても料金が変わります。定形郵便の場合は、25gまでと25gを超えて50gまでの2種類、定形外郵便の場合は、50gまでと50g以上の場合は50g刻みで料金が加算されていきます。さらにどこの国に送るかによっても変わってくるので、日本郵便のHPから国際郵便の料金表を確認してください。
参考:料金・日数を調べる 海外の料金表|JP 日本郵便
2.ハガキを送るときの料金
ハガキを送る場合は大きさに注意すれば、各国共通で航空便70円、船便の場合60円です。簡単ですね。
3.グリーティングカードを送るときの料金
グリーティングカードとは、バースデーカードやクリスマスカードなどのことをいいます。カードだけを送る場合、25gまでなら定形郵便物と同じ扱いをしてくれます。封筒は正方形も長方形もOK!郵便物の見やすいところに「Greeting Card」や「Birthday Card」などと書くことで区別できます。
料金は宛先の地域により、90円、110円、130円の3種類にわかれます。
参考:商品・サービス グリーティングカード|JP 日本郵便
日本国内の料金が定形郵便だと82円、はがきだと62円ということを考えるとかなり低価格で海外に送ることができますね。
海外向けの特別な切手
日本国内に送る郵便と海外へ送る郵便の差額になる8円(あらためて書いても安いな)の切手を、特別に「海外グリーティング(差額用)」として販売されています。これは毎年11月頃に発行される特別な切手です。
海外に送るときに使うことを想定しているので、毎年日本らしい絵柄になっています。2018年は、「波と富士山」「赤富士」の2種類の絵柄です。日本の切手は本当に可愛い絵柄が多いのでうらやましい・・・。
まとめ
EメールやLINEアプリなどで日々のやり取りは簡単になりましたが、特別な日には郵便でカードを送ってみませんか?この記事でご紹介したグリーティングカードの料金を参考にすると、通常の手紙よりも安くカードを送ることができます。
この記事を参考に、ぜひ手紙やカードを送ってみてくださいね。