日本の祝日は17日もあるんですか・・・もう毎月祝日があるくらいですよね。それに対してアメリカは10日しかありません。少なすぎるよ、アメリカの祝日・・・ということで、アメリカの祝日について調べてみました。
祝日日数世界1!?
日本の会社を見ていると、また休みか!という感じです。うらやましい。有給休暇の消化率がいまだに低いから祝日を作って無理やり休ませるのか、それとも祝日に休むから有給休暇の消化率が上がらないのか・・・という気がしないでもないですが、祝日が多いことは間違いないです、ニッポン。
アメリカは祝日が少ない
それに対してアメリカの祝日は10日です。日本の半分強ですよ。もちろん毎月祝日があるわけではないし、GW(ゴールデンウィーク)があるわけでもない。最近日本で言われる9月の「シルバーウィーク」なんてうらやましい以外の言葉がありません(笑)
アメリカの祝日には種類がある!?
関東圏では「埼玉県民の日」「千葉県民の日」という「県民の日」があって学校も休みになるんですね。大阪育ちの私は大人になるまでその存在を知りませんでした。
そんな「国民の休日」以外の制定がある日本ですが、アメリカの祝日にも種類があるようです。
ナショナルホリデー:National Holiday
憲法上で「祝日」と定められた日です。ナショナルホリデー(National Holiday)と呼ばれ、が銀行や郵便局、学校などほとんどの公共機関がお休みになります。また会社も休みになることが多いです。
州ごとの祝日:State Holiday
日本の都道府県と違い、アメリカの「州」はかなり力を持っています。運転免許も州ごとに行われるし、交通ルールも州によって違ったりします。そして祝日も州ごとに違います。その州だけの祝日もある(ワシントン州など州の祝日がないところもある)ので、住んでいる州によって年間の祝日日数が異なるということもあるのです。
州で定める祝日を少しご紹介すると・・・
3月31日 シーザー・チャベス・デー:Cesar Chavez Day
カリフォルニア州やテキサス州などのいくつかの州で制定されている祝日です。
農業労働者の権利を求めて活動した、指導者シーザー・チャベスの誕生日を祝うための祝日です。
3月2日 テキサス独立記念日:Texas Independence Day
1836年3月2日にテキサス独立宣言が採択されたことを記念するテキサス州の祝日です。
祝日ではないけど大切な日
日本でもバレンタインデーや母の日、父の日など祝日ではないけれど、大切な日が多くありますよね。アメリカにもこれらの日は同じようにあります。また、イースターなど日本ではなじみが薄いけれど、アメリカではお祝いする、というような日も多くあります。
アメリカには多くの移民がいるので、セントパトリックデー(3月17日:アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日)やシンコデマヨ(5月5日:メキシコ軍がフランス軍を撃退したことを祝う日)など各国の祝祭日が入り混じっていることもあります。
これらの日も飾りつけをしたり、カードを送り合うという風習があるようです。
まとめ
日本だと祝日が多すぎるのと、ハッピーマンデー制度で「今日は何の祝日だろう?」と思うこともありますよね。アメリカではその祝日がどのような日なのか、絵本などで子供に教えることもあります。
私が通っているESLでも祝日の前週あたりで、今度はどんな意味がある祝日なのか、ということを題材として取り上げます。いろんな日があるんだなぁと興味深いです。
日本は祝日が多いですが、「今日はこんな日なんだな」と考えてみるのもいいでしょう。単なるお休みではなく有意義に使えるといいですね!